法人旗の由来

社会福祉法人福陽会福陽会のかしら文字『F』をモチーフに、下部の緑色はご利用者様と誠実にふれ合い、豊かな生活の実現を決してあきらめない心を表しています。上部の青色は人間愛とご奉仕の精神で、持てる知識や経験を地域介護の向上に活かすという固い決意を表しています。中心部には平和の象徴である『ハト』を表徴し、ご利用者様を敬愛し、尊厳を大切にする精神を示します。

法人理念

社会福祉法人福陽会●前列向かって右から田村洋三理事長、田村千江子統括施設長

夢・希望・生きがい-高齢者福祉の未来を見つめて-
  1. 利用者様の心身共に健康な生活を保持する
  2. 利用者様の個性を尊重した生活を配慮する
  3. 生活に希望と生きがいを持てるよう環境の整備と季節感のあ
    る行事を行う
いつも「笑顔が絶えない家族のふれあい」のある場所でありたい、
私たちは高齢者福祉の未来を見つめています
理事長:
田村 洋三
理事長:
田村 洋三
 私共が社会福祉法人の事業を始めて四半世紀が経過致しました。思い返しますと、昭和62年、福生市で初めての特別養護老人ホームであるサンシャインビラを開設し、職員全員で利用者様に寄り添った介護を開始致しました。
 平成8年には特養・ショートステイに加えて、デイサービス等の事業を供えた第2サンシャインビラを開設。平成15年にヘルパー派遣事業及びヘルパー養成事業、平成21年には「サービス付き高齢者向け住宅」高齢者マンションの運営を開始し、どの事業も多くのご利用希望を頂戴しております。
続いて、平成24年7月には日の出町に第3サンシャインビラを開設致しました。法人として、ユニット形式の特養開設は初めてのことですが、職員や顧問医師の指示を受けながら施設の従事者全員が総力を結集して、利用者様の個別性を重視した援助を行っております。
 このように当法人は、高齢者に対する様々な社会福祉事業と公益事業によって、幅広い地域との密接な関わりを保っております。今までの経験と実績を活かして、今後も地域福祉に貢献いたす所存でございます。各位には一層のご協力とご支援を賜りますよう心からお願い申し上げます。
統括施設長:
田村 千江子
統括施設長:
田村 千江子
 「人生僅か五十年」と云われていた時代が数百年続き、昭和二十年の終戦以降数十年を経て、人生八十年時代が到来し、現在は何と百歳を迎えたお年寄りが5万人を超え、毎年二千人以上増え続けています。更に将来は医学の進歩等で人間の寿命が百二十歳ぐらい迄夢ではないとも云われています。大変長寿国で幸せな時代ではありますが、反面少子化による人口の減少や、地球温暖化による自然破壊等将来への不安や恐怖に苛まれる昨今でもあります。
 超高齢化時代に突入したわけですが、お元気で在宅で生活できるお年寄りは大変幸せなことですが、介護が必要になってやむなく施設入所をせざるを得なくなった時、施設の生活も在宅と同じように幸せだといって頂けるために、我々職員一丸となって、入所される御利用者様を自分の母親、父親と思い、愛情をもって優しく接することが大切になります。何を求め何を必要としているかを把握し、いたみをしっかり受け止め感じ取って、解消に努めることが必要です。
 昭和六十二年施設を開設するにあたり、福祉の仕事としての心構えに何が必要か思案にくれていた折、ある言葉を目にしました。「心のない介護は罪悪に等しい」あらゆることが脳裏を掠めました。うっかりしていたら大変なことになる、福祉をしているつもりが、罪人になってしまう、全身全霊で心をこめたお世話でなくては、相手に苦痛を与える場合も生じる、何の抵抗も出来ない人達の幸せは介護する側の心で決まる。難しい仕事に挑戦するのだと悟りました。
 長い年月の間には、多くの御利用者様の心温まる出会いがあり、哀しいお別れがありました。御利用者様が天命を全うされて、お別れの時の穏やかで安らかなお顔を拝見しながら、必ず云うことがあります。「サンシャインビラに縁があったことを喜んで頂けましたか?もし行き届かないことがあったらお許し下さい」と…この世で巡り合った御利用者様との出会いを大切に、両手を合わせながら最期のお別れを惜しみます。
 かけがえのないお命をお預かりして、お一人でも不幸な目に合わせてはなりません。たゆまぬ努力を重ねて行くことは、私達の大事な責務です。開設以来、現在に至るまで一生懸命お世話させて頂いております。これからも一層の努力を積み重ね、明るい大きな家庭を目指し、安心しておまかせ頂ける施設づくりに取り組み、高齢福祉に貢献できる事を目指していきます。
施設顧問医師:
青山 美穂
施設顧問医師:
青山 美穂
「新たなる時代を迎えて」
 我が国も21世紀を数年経過し、人口減社会が推計値より早く到来して、高齢化社会における医療制度を含む社会保障制度の見直し、その中でも医療福祉分野での改革は近来にないスピードで進みつつあります。
 政府は医療改革の一つとして、医療病床を削減する方針を決め、人生の最期を過ごす場所として、これまでなら病院に長期入院していたような高齢者が、介護施設や自宅で療養するようにということであります。(つまり、介護施設は病院に比べてコストが安くすむという理由で病院ではなく、施設に行きなさいということ)
 当法人の施設も例外ではなく、多くの慢性疾患をかかえているお年寄りが、どんどん入所してきています。同時に単なる延命よりも、個人の生活の質(QOL)をより重視する動きも高まっています。
 これまでベッド上での生活をしていた療養病床にいたような高齢者が、現在は施設に多く入所しており、病院に比べ医療スタッフは少なく、完治困難な疾患は抱えてはいるけれど、生活の質(四季があり、歌があり、笑顔があり)は高めよ、ということであります。
 完治の困難な疾患を抱えてどのように円滑な生活を実現するのか?このテーマを実現し、実行し、継続することは非常に困難であります。
 しかし、理事長・施設長・幹部職員は、すでにこのような時代の到来を予測し、各部署での準備を進めており、私としても医学的管理として、①老人医学的総合機能評価 ②栄養状態の評価 ③食事指導等 ④廃用症候群の予防 ⑤感染症対策 ⑥入所者の予後について家族に現在の病態を説明し、治療方法との関係でいくつかの選択肢として提示し、本人及び家族が理解出来るように努力する ⑦施設内年間行事に参加可能かどうかの判断 ⑧施設内での事故・過失の把握とともに再発防止の検討、等新しい時代への準備を着々実行してつもりでもあります。
 今年こそ、多年にわたり積み重ねてきた力を結集し、介護・医務・事務・リハビリ・厨房と各部署が協働することが不可欠であります。
 人生の最期にサンシャインビラで過ごしたことは、本当に幸せなことだったと、本人にも家族の方々にも思ってもらえる、良質な施設を常にめざし、医師として、施設顧問として義務と責任をもって、新たなる時代の実現のために取り組んでいきたいと思います。
桜